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晴読雨考

  誤字じゃありません。  このところ、春の陽気は定まりませんから、晴れた日は、条里の筋目を読みに行ったり、図書館で調べものしたりです。


  雨の日は、思索にふけります・・・などと格好いいこと書いておきましょう。   今日は、晴れ上がりではなかったが、暖かい陽気だったので、県立の図書館で調べものしていました。  予め、Webで拾い出しておいた資料の現物に当たります。  3種類佳きものに出遭いました。  


  一つは、他の文献で名前を見ていた、井上和夫氏です。  新しい力作を借り出しました。  古代の都市構造と条里構造を併せて数値的に検証されているところを学びたいと思います。  氏にとっても、『109mゲージ』 の問題は完全には解決されていないようで、筆者としては妙に(?)安心しています。  <安心は可笑しいかな?>  


  第二は、少し古い書籍ですが、古代中世の技術論(工学)の論考で、「条理論」を狙ったたところ、その収穫はさておき「古墳の数理」の論文に出遭いました。  古尺の議論がなされています。  私としては評価は未だですが、字面を読む限りは、・・・ 条里制からさほど遡らないと思われるのに、古墳時代の尺度は天平尺では議論できないようです。  条里の論文では、分担執筆者の議論では、「『顕在条里』の下から『埋没条里』が発掘される事例」を指摘されていること、つまり、「条理成立時期」について時間の幅を持たせ、「施行主体」にも多様説を提唱してあると読み取れます。  また「菱形の区画」の例が示してあったのが大収穫でした。  方形にならない理由について、詳しい議論は見当たりませんでした。
 


  第三は、地元の研究家・植松岩實氏の論集に接しました。  岡山の平野部での旧河道の研究とそれに裏打ちされた用水溝から見た条里論と理解しておきます。  氏は、地図を徹底的に読みこなすことと、現地調査に重点を置かれることにおいて、専門家ですから筆者の及ぶところではありませんが、「現場百遍」を目指すことにおいて学ぶべきところが多い方です。
  大規模開発のみならず、小規模の開発でも地形が安易に改造されること、関連して地名が改変されることへの警鐘を鳴らしておられますが同感です。

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